marukunの日記

365日ちょこっと成長

女ですけど何か!?

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何だか、最近特に

母として、とか、女としての

SNSの投稿をよく目にする。

 

確かに女として生まれただけで

雑用だけしとけばいいなんて、

昔はそんな世の中だったのは間違いない。

 

大体、今でこそ子育ては神聖な物

なんて持ちあげられているけど

昔はそんな概念は無かった。

 

掃除や洗濯や炊事、そんなものに

とんでもない時間がかかる時代、

 

子供とずっと向き合うなんて

そんなこと不可能だったのだ。

 

赤ちゃんを背中におぶって

冷たい水で洗濯物を一枚ずつ洗い

(どんなに時間がかかったろう)

 

ご飯だって、焚けるまで目が離せない。

お風呂を沸かすのだって

薪に火を起こし、その火を守る。

 

ボタン一つで全てが終わる今の時代

女はそのボタンの役目をずっと

になってきたのだ。

 

女が雑用をこなす間、男が楽をしていた

なんてそんなことは思っていない。

 

誠実で真面目に家族を養うため

必死で働いた人も多いだろうし、

男に過酷な力仕事が多かったのも事実だ。

 

命をかける戦争に真っ先に行くのも男なら

危険な職業はほとんどが男の仕事だった。

 

いま、ようやく人間が「じぶんらしく」

生きていい時代になった。

 

男性のほとんどは身の危険なんて考えない

安全な仕事をしているし、

女だって男の職場に進出してる。

 

そこに出てきたのが、母性の神話。

まあ、女はいい歳になったら結婚退職し

子供を産んで、良き妻、良き母親になる。

 

これぞ、誰からも後ろ指を指されない

世間から期待されている姿。

 

私はフルで会社員として働きながら

子育てと家事全般をやってきた。

 

夫の会社に入る事が当然とされ

かといって子育てや家事が

おろそかになる事は許されない。

 

あのころを思い出すと、すごく切ない。

しんどかったなあ、大変だったなあ

いつも走っていたなあと、しみじみ思う。

 

若かったし、ある意味負けず嫌いだったから

ちょっとでも夫や姑から不満を聴くと

余計頑張ってしまい頼る事も出来なかった。

 

もっと、バカな嫁と思われてでも

助けを求めればよかった、まあ、

夫はそれでも何もやってくれないと思うけど。

 

肝心な時に、相談や話を聞いてくれず

そのくせ私の行動を姑に報告するのが

本当にしんどかったなあ。

 

女だから、嫁だから、

当たり前に家業を手伝い家事をして

子供を育てる、良き妻でいる

 

あの閉塞感の中で良く生きていたと

自分を抱きしめてあげたいなあ。

 

女って何!?母親って何?私の母は、

私の事を一度もほめてくれなかったし

可愛がってもくれなかった。

 

それでも母の事が大好きだし、

こんな私を育ててくれたことに

心から感謝している。

 

そして、女だから、とか

ちゃんとしなさい、とか

そんな言葉を言わなかったことにも感謝。

 

夫は私に「お前の様な人間に

子供を幸せに出来るわけが無い」

と言ったけど

 

私の様な人間って!?

 

この言葉は、夫が最高に怒りまくって

激高した時の言葉だけど

 

そんな言葉をかける男性って

私より偉いのかな。

 

私はどんなにおこっても

人格を否定するような事は言わないけどな。

 

まあ、いいわ

これからは私は自分を取り戻していこう。

 

自分って何だっけ!?と

 

絶えず問いただしながら

残りの人生を自分で生きていこう。

 

手始めに岡崎体育のライブなど

行ってみようかな。