反抗期は更年期と共にやってくる
子供が二人とも反抗期突入だ。
えらいこっちゃ。
元々愛想がそんなに良くない（でも可愛い）
２番目の子供はともかく、あんなに
素直だった上の子が、しゃべらなくなった。
２人とも学校から帰ると、
一応「ただいま」位は言うけれど
すぐに自分の部屋にこもっちゃう。
とにかく１人になりたがるし
一緒にいてもスマホから顔を上げない。
みんなでワイワイ言ってみるのが
超楽しかった「水曜日のダウンタウン」
でさえ、すぐに席を立っちゃう。
まあね、これも自立っていう
成長の一つだけれど、
普通に話が出来ないのが辛い。
最低の話しか出来ないという事は
どうしても「あれしたら？」
「これ大丈夫？」「もう時間だよ！」
そういう小言しか言えなくなっちゃう。
こっちは心配して「アドバイス的」に
軽く注意しているつもりなんだけど
「口を開くと文句ばっかり言っている」
って言われてしまった、、、、
ではでは、何もしゃべらないでいいのかい
何も言わなくても水筒とお弁当箱出すんかい
何でも自分で出来るんかい。
困ったときとお金が必要な時だけ
「おかあさ～ん」って甘えてくるくせに。
（それはそれで可愛いけど）
そりゃあ早く自立はしてほしいけど、、
子供はいつか自立して
親元から離れていく。
いや、離れないと困るんだけど
精神的にも距離的にも近かった
今までの親子の関係が変わっていくのが
やっぱり寂しいと思う。
子供は新しい世界をどんどん見つけて
飛び込んで行くんだけど
その時に傷ついたり悩んだり
ビビったり困ったりした時に
そっと、いつでも手を差し伸べる事が
出来るように、私も準備をしておかなくちゃ。
ただし、それは子供の間だけだけどね。
今は親離れ、子離れが出来ない親子が
多いと聞いたことがある。
結婚しても実家に依存する女性や
何にでも両親が絡んでくる男性。
その結果、みんなが仲良く
幸せならいいんだけど、
パートナーがそれに不満だったり
依存関係が急に終わったりすると
どんどん悪い方向へ向かっていくようだ。
何か問題が起きたときに
自分、又はパートナーと解決する。
自分のまいた種は、自分で刈り取る。
人のせいにしないでね。
そんな単純な事がキチンと行える
そんな大人になってもらいたいな。
だとしても、母は辛い
だから反抗期は大事なんだ。
今まで密着していた親子関係から
脱皮しようともがく時期だから。
ここで、大人の意地をだして
しかりつけたり、おさえ込んではいけない。
反抗している本人も
実は「分かっている」のよね。
何だか親に当たってしまうことに。
そして親は理不尽な事を言われても
動揺してはいけない。
ちょっと驚いたりなんかして、
いったん、その言葉を受け止める。
こないだは、しゃべる私を無視した時
子供に言われた言葉が
「人と話したくねえ」だった。
いつもだったら、言葉の限りを尽くして
言い返すところだか、ここは我慢。
「ああ、そう、ごめんね」
それだけ言った、
心の中は煮えくりかえっていたけれど。
そうすると、本人も悪い事を言ったと
分かっているので、後で珍しく
私にしゃべりかけてきた。
ふうう、、、
これがいつまで続くのやら。
でもしょうがないわね、
私だって通ってきた道だからね。
でも、更年期障害が出ている今
反抗期をぶつけられると
お母さん、本当にしんどいわああ～～
