marukunの日記

365日ちょこっと成長

愚痴を言う人生で終わらない

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どうしてあの人は私の事を

分かってくれないんだろう、、、

 

私の気持ちを理解して

してくれるだけでいいのに、、、

 

はい、これは数年前の私ですね。

私の頭の中は夫への不満で

朝も昼も晩もいっぱいだったのですね。

あなたはあなたの人生の主人公だけど

確かに、夫は「本家の長男」として育てられ

「男は何もしなくても良い」みたいな

古臭い考えのわがままな人だ(断定)

 

自分が快適であること、自分のやりたい事

それを突き通すのが「正直」であり

「裏表ない」ことだと思っている。

 

確かにそうだ、彼は正直者だ。

ウソも誇張もない、真っ当さだ。

筋が通っているし、反論は無い。

 

ただ、自分に正直であることは

周りに依存しないと出来ない事が

分かっていないだけなんだよね?

ちりも積もれば山となり

ある日突然、私は

夫のご機嫌取りの人生が

あまりにも無意味に思えて涙が出た。

 

彼の「本当の事だったら何を言っても良い」

という考えから来る、無神経な発言や

 

「自分のやりたくない事はやらない」

って、結局私がやる事になる

様々な日常の雑多なことが

 

私をどんどん主体性の無い

何の意見も言えない人間にしていったから。

 

彼を怒らせない様に刺激しない様に

日常が平和であるように暮らしてきた。

まあ、子供が小さかったしね。

 

そんな気使いやサポートが無いと

日常が自分の思い通りに行かない事が

夫には分かっていないんだな。

 

自立すること、人に頼ること

つまり、夫は精神的に自立していない。

彼の両親は近くに住んでいて

しょっちゅう行き来している。

 

母親も父親も祖父母も、

一生懸命に彼を守って

真綿に包んでここまで来たんだな。

 

彼がきついことを言っても

わがままを言っても「ハイハイ」と

軽く受け流す、良き理解者達。

 

そして、夫は私に彼の母親や祖母から受けた

サポートをそのまま要求している。

 

親離れしていないという事だ。

 

人に頼るのが悪いわけじゃない。

むしろ、人は、他人の助けなしには

生きる事が出来ない。

 

でも、大人になったら、まず自立して

自分で考えてみて、自分でやってみて

それでだめなら人に頼るのが筋だ。

 

自分はやりたくない。自分には出来ない

だから「やってよ」と丸投げするのとは

全く違う話なんだよね。

 

それを、「怒らせたくない」という

ただそれだけで全部受け入れていた

弱い自分に嫌気がさし、ある日涙が出た。

 

理解してくないのは当たり前で、、、

そこで冒頭の

「どうしてあの人は、、、、」と

一日中夫の悪口を言うようになった訳。

 

でもね、ちょっとまってよ。

夫だけが悪いわけじゃないんだ。

 

「夫が理解してくれないって、

私は理解してもらうような

行動を取っていたか。

 

夫にいい妻と思われたい、

義理の母父に良い嫁と思われたい。

 

そういう思いもあったじゃない。

自分の不満。自分のやりたい事。

自分の考えや行動。

 

それをもっとうまく表現する方法

きっとあったはずだ。

 

まあ、喧嘩になるのは目に見えているけど

夫のせい、状況のせい、子供が小さいから

そんな理由をつけては

 

黙ってその場をやる過ごすことを

選んだのは私自身だ。

 

自分の人生を作るのは自分

第二次世界大戦

悪名高いユダヤ人収容所で

絶望と恐怖の中で生き延びた人達。

 

同じような状況で似たような体格の人間の

生死を分けたのは「希望」だったそう。

 

どんな困難な状況でも

「希望」を持つことで

自分の人生をあきらめない。

 

結局、あの人が、、とか

この状況が、、、とか

自分以外のせいにしている間は

 

本当の意味で自分の人生を歩んでいない。

、、、、のかもしれない。

 

今私は夫に何の期待もしていない。

理解してもらおうなんて

少しも思っていない。

 

グチを言うのをやめた。

不満や不平をやめた。

 

今私は衣食住が満たされていて

不足な物は無い。

 

 

まあ、自分の人生は自分のものだし、

たった一回きりの人生だし、

 

人にどう思われようが笑われようが

人を傷つけないのであれば

どんな状況でも人生は開けるよ!

 

たとえ精神的な変化だけだとしてもね!